地域密着マーケティングガイド

多くの中小ビジネスにとって、新規客として地元住民をターゲットにすることは欠かせません。お客様がどこに住んでいても関係ないビジネスもありますが、わざわざ数十kmも離れた場所から子供服を買いに来るとか、下水修理を依頼するなど通常は有り得ないケースです。

地元住民の囲い込みがキーになるビジネスを経営しているならば、このページでご説明するポイントを参考に、地元住民への宣伝活動を考えてみてください。

商工会議所を活用しましょう

多くの会社は、地元の商工会議所に加入し、他の地元企業と交流しています。商工会議所の会員は企業ですので、対企業向けのビジネスでない限り、ターゲット層のお客様に出会う可能性はないと言えます。

それでも、商工会議所への加入は、戦略的なパートナーシップを構築できる有益な場になり得ます。例えば、イベント企画・運営の会社なら、地元のケーキ店やカメラマンと提携し、それぞれの顧客を紹介し合うことが可能です。または、内装インテリアを扱っていれば、不動産屋や家具屋との交流はプラスになるかもしれません。

商工会議所に加入すべき別の理由は、費用を掛けずにインターネットで販促できる機会を持てるからです。まずは、ニュースリリースなどを配信する予定があるか聞いてみましょう。そこにリンクを掲載してもらえれば、権威と信頼性のある組織のウェブサイトですから、かなり大きなプラス効果を得られます。

地元の行事やイベントを活用しましょう

地域の行事やイベントは、あなたの会社・お店を広め、ビジネスへの流れを取り込める効果的な方法と言えます。具体的には、次のような2つの方法があります。

  1. 会社周辺で自らイベントを企画し、運営する
  2. 長年続く恒例イベントに参加してアピールする

開業後の数週間にオープン記念イベントを行えば、地域に会社を紹介し、認知度を上げる格好の場になります。その後、創業記念やお客様感謝祭といったイベントを開催することが可能です。その際には、地元の新聞社にイベント開催を告知したり、地元情報を扱うウェブサイトで情報を配信したりすることをお忘れなく。

多くの市町村は、毎年開催の各種イベントがあります。市役所や商工会議所で、自分のビジネスに相応しいイベントを見つけてみましょう。協賛企業として参加する方法も、商品・サービスを紹介する展示ブースを登録する方法もあります。実際の場で認知度を広められることに加え、地元イベントの多くでは、告知ポスターや専用ウェブサイトに広告スポンサーを掲載します。地元との関係性が密で信頼のある媒体に、社名・店名、住所、電話番号が掲載されるわけですから、信頼性の向上につながります。同様に、地域の展示会がありターゲット層が来場する場合は、参加を検討してみましょう。

また、チャリティ活動を通して、ビジネスへの流れを取り込んだり、信頼性を高めたりできます。個人的に共感できる、または会社の価値観と合致するようなチャリティイベントを見つけてみましょう。売上の一部を寄付する方法とイベント協賛社として既存イベントに参加する方法があります。

ソーシャルメディアを活用しましょう

Facebookは、ユーザー数100億人以上で、ターゲット層のグループに直接配信できるので、現在ではマーケティング・販促活動に欠かせないソーシャルメディアと言えます。Facebookの活用方法をご紹介します。

  • まずは、他の会社・お店をフォローして、ユーザー層や投稿戦略を理解します
  • 地域特定のFacebookグループに加わり、管理者に自己紹介をして投稿の許可をもらいます
  • イベント開催やセール情報、新商品などの宣伝スペースとして活用します

口コミサイトを活用しましょう

新規客がインターネットで会社・お店を検索する時に、口コミで評判が良いと来店・購入につながり、評判が悪い(または、口コミがない)と別の会社・お店に行ってしまいます。以下は代表的なサイトですが、自分のビジネスに関連性のある口コミサイトをチェックしておきましょう。

  • Googleプレイス、Google+
  • Facebook
  • Yahooロコ
  • 食べログ
  • アットコスメ

まず、あなたの会社・お店が口コミサイトに掲載されているか確認し、掲載されている場合は記載情報が正しいか確認します。Googleマイビジネスは便利なツールですが、掲載されるビジネス情報が他の口コミサイトでの情報と一致しなければなりません。掲載情報がサイト間で不一致(異なる営業時間や住所、電話番号を表示している等)になるとペナルティを課されますので、正確な情報を掲載するようにします。

その後、あなたの会社・お店が口コミでどう評価されているか読んでみましょう。レビューは会社・お店の長所を広めてくれる一方、改善すべき点も示してくれますので、注意深く読むことが大切です。また、評価の高いレビューがない、あるいはレビューがない場合は、躊躇せず積極的に口コミ投稿をお願いしましょう。満足いただいたお客様にも投稿を頼んでみましょう。まずはGoogleから開始して、徐々に他のサイトへ広げていくのが良いでしょう。

地域内のリソースを利用して、地元での宣伝活動を活用する方法があります。例えば、地域の広報紙で地元企業リストを作成しているかもしれません。また、自治体のウェブサイトに中小ビジネス専用ページがあるかもしれません。このような媒体をスタート地点にして、地域や業種に特化した宣伝の場がないか調べてみましょう。地域社会への関わりは、自分自身を効果的に売り込めるようになり、新たな宣伝活動の場が見つかることになります。

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