【お客さまの声 Vol.8】株式会社morich

“ヴィジョンを言語化して自分の中で定着させる、それがセルフブランディング。” リクルート人材センター(現リクルートキャリア)で累計売上実績歴代トップを記録しスーパー営業ウーマンとして伝説となっている森本千賀子さん。NHKの人気番組「プロフェッショナル〜仕事の流儀」に出演するなど、常にトップを走り続けてきた森本さんに、25年のリクルート生活に終止符を打ち「株式会社morich」を設立した経緯や、仕事への思い、そしてセルフブランディングについてお聞きしました。

  • 独立されたきっかけを教えてください
  • もともと現リクルートキャリアで、組織マネジメントをしながら、それが私の生きる道だと思ってやってきましたが、夫が出張族になって、ワンオペでの育児との両立の壁があり、マネジメントからコンサルタントとして現場に戻ることを決めました。そんなタイミングで、社外でのミッションにも目覚め始め、本の執筆や講演の依頼、「プロフェッショナル」の出演といった機会をいただくことが多くなってきました。 次第にそちらの方のボリュームが増えてきて、もっとコミットメントしてやりたいと思うようになり、リクルートに在籍していながら「兼業」という形で個人事業主そして、法人の設立にいたりました。その同年の10月に自然な流れの中で独立、株式会社morichとしてのビジネス人生がスタートしました。
  • 会社にいながらにして講演などの機会に恵まれたというのは、森本さんが優秀だったからだと思うのですが、何が他のコンサルタントと違っていると思いますか?
  • 多くの方がプライベートに仕事を持ち込むことに抵抗があるといわれますが、私の場合は仕事とプライベートの線引きがほとんどなく、仕事そのものが私にとってはライフワークだったんです。一番大きいのはそこかなと思います。
  • 仕事とプライべートの線引きがない生活で良かったことはありますか?
  • 例えば、ママ友とランチをしていても、ママ友の旦那さんの転職の話になったりして、気がついたら旦那さんの転職のお手伝いをしていたりとか(笑)。 それが本業に繋がったということが日常茶飯事で、よくあるんです。 他にも、プライベートでお受けした講演にいらしていたお客さまから別のお仕事をいただいたり。プライベートや仕事という意識を持たずに、目の前の困っている方に向き合い最善を尽くそうというスタンスを持っていたことが良かったですね。
  • お仕事をされる上で、一番大切にしていることはなんでしょうか?
  • 「我逢人」という言葉です。これは、全ての人との出会いが、自分の人生に繋がっているという禅語で、出逢いそのものが自分の人生だという意味です。

オフィスには大切にしている言葉「我逢人」の書をディスプレイ

  • 自分一人で黙々と努力する中での成長ももちろんあるとは思いますが、それ以上に人との関わりの中で学ぶことの方が一人で得られることの何倍・何十倍も自分の成長や、自分の人生を豊かにしていくことに繋がっていくと考えています。 だから、人と一緒にいる時間がとても楽しいし、それがすべて私の人生だなって思っていますね。 そういうわけで、普段一人でいるってことはほとんどなくて、いつも誰かと一緒にいます(笑) 新幹線に乗るときも、3人掛けの席の真ん中に席を取ります。なぜかというと、両隣に座ってこられた方もそれがある種「出逢い」だと思うからです。 そして必ず、カバンに忍ばせておいた「飴ちゃん」を渡してコミュニケーションを取るんです。
  • 面白いですね!それは、どんな方でも話しかけるんですか?
  • 基本的には、ミッションかのごとく、ご挨拶という感じで誰にでも渡します。 「心理的安全性」が大事だという理論がありますが、人とのコミュニケーションにおいて本当にこの空間が安全だと思えたら、自分の本音で話せたりするので。そういうのってマネジメントでもすごく大事なロジックとして生かされています。 たとえば、「心理的安全性」の話でいくと実はこのラウンドテーブルもそうです。真四角じゃなくて丸みを帯びた形が、一番議論が活発になる、みんなが話しやすいと思う角度らしくて。新幹線や飛行機で「心理的に安全な関係」を作るツールが飴なんです。 これを渡しただけで、相手が「変わってますね」とか「ルーティンなんですか?」とか話してくれる。飴をツールにして、瞬間的に打ち解けることができます。 そういうことも含めて、私は人との出会いが大事だと思っています。

  • 森本さんのオフィスは、morichロゴ、ブランドカラーの赤で見事に統一されていますが、ブランドに込める思い、考えをお聞かせください
  • 私が最初にブランドということを意識したのは、リクルートの入社式のことです。上司に「リクルートの看板を背負って仕事をしようとするな」と言われたことが印象に残っています。つまり「リクルートの森本」ではなく「森本」という個人に仕事を依頼される、そういうビジネスパーソンになりなさい、ということですね。 そのマインドセットが、その後の人脈作りに繋がっているのかなと思います。 とはいえ、独立する時には、自分の名前だけで、私を頼ってくれる人がいるのか? リクルートという看板がなくなったらどうなっちゃうんだろう?という不安もありました。 そこで、独立するときは、私の思いをきちんと目に見える形にしたくて。これを見たら自分を思い出してくれるようなものにしたいと思って、心を込めて作りました。 「morich」という社名で「もりち」と読みますが、普通なら「morichi」ですよね。
  • 「ch」には「チャネル(Channel)」という意味があるからなんです。チャネルというのは運河や海峡という意味で、古代からそれらの先には町や村があり、文明が栄えてきました。同じように、morichというチャネルを通じて、人や組織が成長、繁栄できる存在でありたいという願いを込めてmorichという社名にしました。
  • そんな素敵な願いが込められていたんですね。続いて、セルフブランディングの作り方についてお話を聞かせてください。森本さんはセルフブランディングがとてもお上手ですが、多くの人がセルフブランディングを苦手としています。具体的にはどのように作り上げていったら良いのでしょうか?
  • 私の場合は、言葉にしない限り形にはならないと思っているので、ヴィジョンを言語化することから始めますね。 そしてそれを、単なる言語としての存在にとどめておくのではなく、ちゃんと自分の中に定着させる。行動ひとつとっても、全てがそのヴィジョンに即したものであるべきだと思っているので、自分の目指すものは全て言語化しています。

毎日振り返っているというカードには森本さんの思いがびっしり

  • すごい!受験生みたいですね
  • そうなんです(笑)日々、暗唱するくらい見ますね。毎日振り返るんです。
  • ぜひ、どんなことを書いているのか教えてください!
  • 例えば「人と人との最高の出会いのコーディネーターとしてたくさんの人を幸せにしている」とか。
  • でも、それを書くとき、「何を書いていいかわからない」っていう方も多いと思うんです。そういう方たちに何かアドバイスはありますか?
  • そうですね、まずは自己分析。自分が好きなものだったり感動することってなんだろう?というところから自分を知ることが大事かなと思います。 例えば、好きな食べ物とか今まで読んだ本で一番感動した物について、なんでそう思ったのか?という「WHY」の部分まで掘り下げて書き出し、自分のスタンスや、価値観みたいなものをあぶり出していく。 そうすると、私の場合、一人でいる時ではなくて、誰かと一緒にいるときに喜びを感じると気づいたんです。 ですので、まずは自分を知るところから始めていくといいのかなと思います。 それがいま、はやっている座禅やマインドフルネスで、1日のうちの1%をその時間に充てようと思って実践しています。ちなみに、1日24時間の1%は15分なんです。
  • いつも笑顔で明るい森本さんですが、辛い時、挫折した時はどう乗り越えますか?
  • 以前、何かの本で、ネガティブなオーラは、隣の人に15%感染ると読んだことがあります。つまり落ち込んでいたら、人様に迷惑をかけているということです。 ネガティブな感情を持っていても誰も幸せにならない。だったらその気持ちをポジティブに変えよう!と思いますね。 自分の中にネガティブになってしまった大元があるはずなので、それをどうにかして挽回できないかと考えます。 生きていたら辛いこと、落ち込むことも当然あります。でも、そこでくよくよと落ち込んでもしょうがないので、「こうしておけばよかった…」じゃなくて、「次こうしよう!」と思うことで、そのことを考えるのは終わりにします。
  • 自分ができる範囲の所に落とし込んで、次にできることを考えるっていうことですね
  • はい、そうですね。辛いことがあった時は私にとっての学びの機会だと思って、「ありがとう」という気持ちを持つようにしています。

傍らにはいつも鏡を置いて仕事中も笑顔をチェック

  • 先ほど、ブランドへの思いをお伺いしましたが、morichのロゴやグッズについて教えてください。ノートやマウスパッド、ステッカーにマグカップまで、ビスタプリントで作成されたmorichグッズに囲まれていますね!
  • アシスタントがもともとビスタプリントさんをプライベートで使っていて、morichグッズでもお世話になっています。グッズの作成は彼女に任せているのですが、あれもこれもとどんどん増えていっています(笑) 私としては、これらのmorichのロゴの「m」やコーポレートカラーの赤のカラーを目にした時に、私が応援していると思ってもらえたらいいなという思いがあります。だから誰もが簡単に思い出せたり、簡単に書いたりできるようなものにしたかったんです。
  • 一度見たら忘れないロゴとカラーですよね。morichと聞いて真っ先にイメージするのがこの赤とロゴです!
  • 最後に、今後、森本さんが目指すところを教えてください
  • 人が本当に困っている時に、一番にパッと思い浮かぶような人でありたいですね。 ールモデルはマザーテレサです。小さい頃、多くの偉人伝を読んで気づいたことは、偉人の皆さんは生き方には共通点があるということです。彼らは、自分のためではなくて、世の中とか人のため、社会のために人生を捧げているなと。 究極、私の目指すところはそこです。お金とか名声とかではなく、利他を体現するのが究極の人生の目的だと思います。 私はみなさんの応援団になりたいと思っています。 なぜなら、人から必要されること、感謝されることが何よりものヨロコビであり、そのことが自分の幸せのカタチでもある。 このシールとかを見て、困ったときは私を思い出して欲しいなと思います。

汎用性が高いステッカー。お会いする方に渡すこともあるそう

【企業情報】 ※2019年6月現在の情報です。

会社名
株式会社morich / morich inc.
事業内容
人材紹介事業 / エグゼクティブサーチ事業 / コンサルティング事業 / 組織・人事・採用関連支援サービス事業 / ビジネスマッチング(着火人)事業 / ビジネスパートナー、ビジネスアドバイザリー事業 / セミナー・研修・講演会・講座関連事業 / メディア事業
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