失敗しないための名刺の作り方

名刺を作ろうとする際、どのような情報を名刺に記載すべきなのか、名刺を自分で作るか業者に発注すべきかなど、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。名刺づくりで失敗しないためには、記載すべき項目や、自作する場合と業者に依頼する場合のポイントなどについて確認することが大切です。
ここでは、名刺を作る際の基礎知識と、名刺を自分で作る場合と業者に依頼した場合のメリット・デメリットをご紹介します。

名刺づくりの基礎知識

まずは、名刺づくりの基本的なポイントを見ていきましょう。名刺のサイズやレイアウト、記載すべき項目などについてそれぞれ解説します。

名刺のサイズ

まずは、一般的な名刺のサイズや形状について押さえておきましょう。 ・標準サイズは55mm×91mm
一般的な名刺のサイズは、55mm×91mmの寸法になります。このサイズは関東では「東京4号」、関西では「大阪9号」と呼ばれています。 ・二つ折りの名刺もある
二つ折りタイプの名刺は、通常タイプの名刺よりも、記載する情報量を大幅に増やすことができます。さまざまな情報を載せられますが、詰め込み過ぎて読みにくくなってしまわないよう、文字のサイズやレイアウトは慎重に選びましょう。

名刺のデザイン

名刺は、受け取った人が読みやすいものである必要があります。文字の大きさやフォント、行間、ロゴマークなど、それぞれの設定や配置のポイントを見ていきましょう。 ・文字の大きさとフォント
まずは、文字のサイズを決めて、名刺全体のイメージを決めましょう。特に目立たせたい名前は18ポイント、会社名は12ポイント、肩書などは7ポイントというように、項目ごとに決めていきます。
また、フォントはゴシック体や明朝体が一般的です。電話番号やメールアドレスなどの英数字部分は、欧文の書体で統一します。フォントを決めたら、改めて文字の大きさのバランスを確認し、必要に応じて変更しましょう。 ・行間
会社名と名前、郵便番号と住所など、項目ごとの行間も設定します。狭すぎても開きすぎてもバランスが崩れてしまうため、文字の大きさやフォントに応じて、名刺全体のバランスを見ながら調整します。 ・ロゴマーク
会社やブランドのアピールにもなるロゴマークは、名刺の表面の一番目立つ位置に配置します。基本的に、縦書きの名刺は右上に、横書きの名刺は左側に置きます。

名刺に入れる情報

続いて、名刺に記載する項目について見ていきましょう。 ・名前・会社名
名前や会社名は、文字フォントも大きめに設定して、他の項目よりも目立つように記載します。名前のそばには小さくローマ字表記もしておくと、名刺を受け取った相手が、読み間違える心配のない、親切な名刺となります。 ・連絡先
連絡先として、電話番号やメールアドレスは必ず記載します。また、フリーランスの人で自宅住所を記載することが不安な場合は、住所を記載した名刺と記載していない名刺を用意して、渡す相手や場に応じて使い分けるといいでしょう。 ・SNSアカウント
連絡手段のひとつとして、TwitterやFacebookといったSNSアカウントを名刺に載せるケースもあります。会社のアカウントがあったり、自分の仕事用アカウントを持っていたりする場合は記入しておきましょう。
ほかにも、会社のウェブサイトやブログのURLを載せておくと、名刺を受け取った人がさらに興味を持った場合に親切です。 ・肩書
部署名や役職名といった肩書を記載します。フリーランスは、肩書として「フリーカメラマン」「イラストレーター」など、自分の職種を記入しましょう。 ほかにも、自分らしさを表現した座右の銘やキャッチコピーを載せたり、名刺の裏面におもな業務内容や実績を記載したりすることで、相手に印象を残す名刺にすることができます。

自分で名刺を作るメリット・デメリット

ここからは、名刺を自作する場合のメリット・デメリットをご紹介します。

自作名刺のメリット

名刺を自作する場合、おもに費用面やスピード、デザインの自由度にメリットがあります。 ・リーズナブルに作れる
自作の名刺は、コスト面で大きなメリットがあります。自分のプリンターを持っている場合は、インク代と印刷する用紙代以外に費用が発生しません。 ・すぐに作れる
自作名刺であれば、すぐに作って印刷することが可能です。業者に依頼する時間の余裕がない、急に明日名刺が必要になったというときでも、品質さえこだわらなければ間に合わせることができるでしょう。翌日発送に対応している業者もありますが、その分料金も割高になってしまいます。 ・デザインの自由度が高い
自作の名刺の場合、自由にデザインすることができるというのも大きなメリットです。しかし、思いどおりのデザインを実現させるためには、それなりのスキルも求められます。WordやIllustrator、名刺作成ソフトなどの取扱いに自信がある人であれば、自分好みのオリジナルの名刺を作ることができるでしょう。

自作名刺のデメリット

名刺を自作する場合、当然手間がかかる、品質は業者に依頼するほど高くない、といったデメリットも出てきます。 ・手間がかかる
名刺を自作する場合、自分でゼロからデザインを起こさなくてはならないため、手間に感じてしまう人もいるでしょう。フリーテンプレートを使うという手もありますが、あくまで項目の編集や印刷は自分で行う必要があるため、それなりに手間も時間もかかってしまいます。 ・品質は業者よりも低くなりがち
やはり、品質は業者が作るものよりも低くなってしまいます。家のプリンターで作るとなると、印刷の質にも限界があるでしょう。業者では名刺の用紙の品質にもこだわることができるのに対して、自作する場合は市販の用紙に印刷し、自分で切り離し作業も行うこととなるため、紙質にも差が出てしまいます。

業者で名刺を作るメリット・デメリット

続いて、名刺づくりを業者に依頼した場合のメリット・デメリットについて解説します。

業者で名刺を作るメリット

業者に名刺作成を依頼することで、手軽さや品質面においてメリットが得られます。 ・手間がかからない
業者に名刺作成を依頼する場合、希望するデザインやテンプレートを選び、名刺に記載したい項目を決めるだけで済んでしまいます。自作よりも、ずっと手間や時間はかからないと考えていいでしょう。 ・高品質
業者はデザインのバリエーションが豊富で、紙質や印刷の精度など、自作名刺と比較して品質が高いというメリットがあります。特殊加工に対応している業者もあり、よりクオリティの高い名刺にすることができます。

業者で名刺を作るデメリット

名刺づくりを業者に依頼した場合、自分で作るよりも費用面やスピード面では劣ってしまいます。 ・自分で作るよりも費用がかかる
自分で名刺を作成するのに比べると、業者に依頼する場合は費用がかかってしまいます。特殊加工や特殊紙などのオプションを追加したり、デザイン面の要望が多かったり、翌日発送にしたりすることで、さらに料金も上がります。 ・届くまでに時間がかかる
自作の名刺であれば、その日のうちに印刷まで完了させることも可能ですが、業者に依頼する場合は、通常5~7日ほどの日数がかかります。翌日納品、または午前中に注文すれば即日納品という業者もありますが、その場合、料金はさらに割高となります。

目的や予算に合った名刺づくりを

せっかく名刺を作るのであれば、渡す相手に好印象を与えられるような、いい名刺にしたいものです。項目ごとにどのような情報を記載すべきなのか、デザインやレイアウトはどのようにすべきかなど、さまざまなパターンで比較・検討してみることで、より良い名刺にすることができます。
名刺は自作・業者それぞれにメリット・デメリットがあるため、予算や希望する品質に応じて作り方を選びましょう。品質を求めるのならば、業者に依頼するほうが、やはりおすすめです。 ビスタプリントでは、約5,000種以上の豊富なデザインテンプレートから好きなデザインを選べる「プレミアム名刺」、文字部分に厚盛り加工を施せる「文字DECO名刺」を作成することができます。自分らしい名刺づくりにご活用ください。

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