会社員からフリーランスになるための手続きや準備

これまでの経験を活かしてフリーランスとして仕事を充実させたい。お金のことや公的な手続きなど、フリーランスになるには、具体的にどのようなことをしておけばいいのでしょうか。 会社員のうちに、やっておきたいことをご紹介します。

会社員からフリーランスになるには?手続きや準備しておきたいこと

これまでの経験を活かしてフリーランスとして仕事を充実させたい。 でも、いざ会社を飛び出して1人で仕事をしようと思っても、何をどうしたらいいのかわからず、不安なことばかり。
お金のことや公的な手続きなど、フリーランスになるには、具体的にどのようなことをしておけばいいのでしょうか。会社員のうちに、やっておきたいことをご紹介します。

フリーランスとしてスムーズに仕事を進めるためにしておきたいこと

フリーランスとなってから顧客を獲得し、仕事を進めていくためには、入念な下準備が必要です。
ビジネスとして成り立たせる上で心掛けておきたいポイントをまとめました。

1 市場調査

フリーランスとして独立しても、仕事の依頼がなければビジネスとしては成立しません。自分がやりたいことが市場のニーズと本当に合っているかどうか、 今後、自分の何を「売り」としていけばいいかを考えていくことは大切なことです。
業界動向などの市場調査をして、判断材料を集めていきましょう。勉強会やウェブ講座を受講し、新たな情報をキャッチすることもおすすめです。

2 スキルの整理・向上

自分の持つスキルやキャリアを整理しておきましょう。 「何ができるか」「何が得意か」をまとめておくことで、自分の強みを明確にアピールすることができ、仕事の依頼へとつなげやすくなります。
また、自分の目指す分野についてのスキルをさらに磨き、関連分野の知識を広げておくことも忘れずに。

3 人脈づくり

フリーランスになったら、営業も自分でこなさなければなりません。 そのための下地として、人脈づくりはとても重要です。 これまでに仕事でつながった顧客や、友人・知人に独立開業することを知らせましょう。
また、SNSを利用して情報発信、情報収集することもおすすめです。 思わぬところで同業者やクライアントとつながり、新しいビジネスに発展する可能性があります。

フリーランスになるときに忘れてはいけない手続き

会社員からフリーランスになる際に必要な手続きはいくつかあります。 独立後に困ることのないよう、しっかりチェックしておきましょう。

1 国民年金の加入手続き

会社員のときに加入していた厚生年金を、国民年金に切り替えなくてはなりません。 退職後、14日以内に住んでいる市区町村の役所で手続きをします。
その際には、年金手帳または基礎年金番号通知書、退職証明書といった、退職日を証明できる書類は最低限必要となります。 その他、必要な書類がある場合もありますので、手続きをする役所に確認してください。

2 健康保険の手続き

退職後は、国民健康保険に加入するか、それまで会社で加入していた健康保険を任意継続するかのいずれかを選ぶことになります。 保険料の計算方法が各都道府県により異なりますので、どちらが得になるか判断して選択するといいでしょう。 国民健康保険に加入する場合は、退職後14日以内に住んでいる市区町村の役所で手続きをします。 手続き時は、健康保険資格喪失証明書といった退職日が証明できる書類のほか、 本人確認書類、ハンコを持っていきましょう(ただし、市区町村によっては、退職日を証明できる書類を必要としない場合もあります)。
任意継続するには、退職後20日以内に協会けんぽか、会社の健康保険組合に申請します。 こちらの加入期間は、最長2年となっています。その後は国民健康保険に加入することになりますので、時期が来たら手続きを忘れないようにしましょう。

3 開業届と青色申告承認申請書を提出する

個人事業主となる場合は、「開業届」を税務署に提出します。これにより、確定申告時に青色申告が可能になり、屋号名で銀行口座を開設することができます。また、青色申告するための「青色申告承認申請書」も、忘れずに提出しましょう。

フリーランスになる前に済ませておきたいお金のこと

「フリーランスになる=収入が不安定となる」という世間の認識は、残念ながら避けることができません。 会社員の肩書があるうちに、お金に関する心配事は解決しておきましょう。

1 クレジットカードを作る

フリーランスになると、固定収入がなくなってしまうという理由で社会的信用が低くなることもあり、クレジットカードの審査が通りにくくなります。 もし、クレジットカードを1枚も持っていない場合は、会社員として収入のあるうちに作っておくといいでしょう。
また、事業用とプライベート用にクレジットカードを分けておいたほうが、帳簿付けが楽になりますので、複数枚持っておくことをおすすめします。

2 賃貸契約をする・ローンを組んでおく

事務所にするための部屋を借りる、あるいは住まいと仕事場を兼用とするために引っ越すことを考えているなら、契約は会社員のうちに済ましておきましょう。 フリーランスになると審査がきびしくなってしまうことがあります。
また、住宅や車のローンを組んでいる場合も、返済計画の見直しをし、場合によってはローンの組み換えも考えたほうがいいかもしれません。 独立後も無理なく支払いができる計画にしておくと安心です。 同様に、資金繰りのためのローンも、フリーランスになってからでは審査がきびしくなることが考えられます。独立前に検討しておきましょう。

3 事業用の銀行口座の開設

プライベートと事業用の口座がいっしょになっていると、経費とプライベートの出費の区別が難しくなってしまいます。
確定申告時にスムーズに作業できるよう、事業用の銀行口座を開設しておきましょう。

フリーランスになるときに準備したいもの

最後に紹介するのは、フリーランスとして仕事を広げていくために用意しておくべきものです。
自分のビジネスをしっかりアピールし、仕事獲得につなげましょう。

1 名刺

会社員としての肩書を持たずに仕事をするフリーランスにとっては、名刺は大事な看板です。 人脈を広げるためにも常に持ち歩き、渡せるようにします。
名刺には屋号、メールアドレスはもちろん、業務内容なども入れておきましょう。

2 ウェブサイト・ポートフォリオサイト

自分のウェブサイトやポートフォリオサイトは、事業内容やこれまでの実績をわかりやすく提示するためにも用意しておくといいでしょう。
独立後でも作成することはできますが、仕事の依頼に対応することに専念するためにも、独立前に用意しておくことをおすすめします。
また、名刺にQRコードを掲載しておけば、簡単にウェブサイトにアクセスしてもらえるようになります。

会社員からフリーランスになるには早めの準備が不可欠

仕事を順調に進めていくためのツール作成や公的な手続きなど、 フリーランスになるには多くのことを一つひとつこなしていく必要があります。中でも、人脈を広げるために用意するべき重要なツールは名刺です。 ビスタプリントでは、約5,000種以上の豊富なデザインテンプレートから好きなデザインを選べる「プレミアム名刺」、 文字部分に厚盛り加工を施せる「文字DECO名刺」を作成することができます。 フリーランスになった場合の名刺を作る際に、ぜひご活用ください。

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