名刺デザインを成功させる10の鉄則

名刺は、新規顧客や提携候補先が最初に目にする販促アイテムと言えます。そして、あなたがビジネスオーナーであることを伝える最良の方法でもあります。そのため、デザインは慎重に選ぶことが重要です。名刺を通して、プロフェッショナルな印象を作り、信頼性を生み出し、他者よりも優れたイメージを伝えることが可能だからです。

商談やイベントでは、名刺交換から会話がスタートしますので、会話の糸口になるような名刺ならば、商談の成立、さらにはネットワーク作りがスムーズに進むことでしょう。さらに、信用を感じさせるようなデザインであれば、新規のお客様に対しても真摯なお客様への対応や意見や質問などに耳を傾ける姿勢を示せます。このように、名刺のデザインを工夫するだけであなたのビジネスへ好影響をもたらすことを考慮しましょう。

名刺を作成する際に守るべき10の鉄則

1. 名刺に掲載する情報を吟味して多くを記載しすぎない

名刺を印刷する際に誤字や脱字のないことを確認するのはもちろんですが、掲載する情報を整理して、大切な情報が受けてに明確に伝わる名刺作成を心がけましょう。社名、氏名、肩書きを記載することはもちろんですが、電話番号、ウェブサイトのURL、Eメールアドレス、ソーシャルメディアのリンクなど、多くの情報を記載しがちになりますが、相手の読む気が失せるような名刺に仕上がってしまいますので、相手が使いやすい連絡方法を選ぶなど思い切って印刷する情報を絞り込みましょう。余白が多い中に文字を配置すると小さくても、自然に目が止まるので目立ちます。フォントや文字サイズの選定にも気を配りましょう。

2. 名刺は記憶に残るようなインパクトのある第一印象が大切

名刺のデザインや用紙の質から、低価格を売りにする企業か、あるいはクオリティを重視しワンランク上の製品・サービスを提供する企業かを伝えることさえ可能です。また、立ち上げ直後の和気藹々とした会社か、それとも伝統ある老舗企業かも示すことができます。このように、名刺はあなた自身とあなたのビジネスについて多くを語ってくれます。例えば、営業職や接客業など大勢の人と接する職業の方には顔の見える名刺が効果抜群でおすすめです。また、会計士、司法書士などの信頼が大切な士業の方にも顔写真入りの名刺印刷をお薦めします。

3. 色使いを工夫してオリジナリティ溢れる名刺作成

名刺1枚であなたのビジネスをすぐに想起してもらえるようなカラーとデザインを選べば、名刺は立派な営業マンになることでしょう。例えば、ぬくもりのある印象を与えるクリーム色やきなり色はデイケアやマッサージ屋さんにお薦めです。大切なのは、記憶にいつまでも残る色やデザインにすることです。アパレル・美容業界のお客様が作成する名刺を拝見すると、空白のスペースを敢えて残して作成されている例を頻繁に目にします。受け取った人がメモ書きできるよう工夫されているようです。さらに、名前のみを手書きして、スキャンして取り込むなどのひと手間を掛けると間違いなく際立ちます。

4. 名刺とお揃いのデザインでウェブサイトや販促グッズを作成

ブランディングと言うと難しそうな響きがありますが、実はとっても簡単です。名刺と同じロゴマークやイラストを使って、お揃いのデザインで包装紙、チラシ、販促グッズ、ノベルティグッズを作成して配布するだけで、ブランディングの第一歩です。もちろん、ホームページやEメールのフッターなどにも活用しましょう。ウェブサイトやオリジナル販促グッズはないけれども、長年親しまれてきたロゴやマークなどがある場合は、まずはぜひ名刺印刷の際に採用してみてはどうでしょうか。

5. 名刺に特殊加工を施してインパクトを与える

名刺作成の際、標準的な仕上がりに代えて特殊加工印刷を利用すると、他者と差が付くキラリ輝く名刺に生まれ変わります。たとえば、表面も裏面もツルツルの光沢仕上げにする。または、文字部分、ロゴやデザイン部分を厚盛りニス印刷して凸凹を出す。厚盛り加工の名刺ならば手に取ってもらった瞬間に「おやっ」と思ってもらえ、インパクトを与えながら、さらに会話の糸口となること間違いありません。その他にも、情報量をタップリ載せられる二つ折り名刺なども検討したい名刺です。

6. 名刺の裏面をうまく活用してさまざまな用途でも使える名刺にする

名刺の裏面を有効活用すると、名刺にプラスαの機能を追加することができます。例えば、予約時間の記入欄、スタンプカード、カレンダーなどで裏面を印刷すれば、名刺が本来の役割以上の働きをしてくれるようになります。造園業の名刺でしたら、裏面をカレンダーにして、種まきや剪定のベストシーズンに印を付けたり、美容室なら、サービスデーを告知したりできます。他にも、食品関連のビジネスでしたら、レシピを掲載したり、ハンドメイドの雑貨屋なら名刺をタグとして使えるようデザインしたりと、アイディア次第で活用の幅は無限大に広がります。

7. オフ会名刺やママ名刺など流行のパーソナル名刺

最近では仕事以外の目的で名刺を作成する人が増えています。オフ会、合コン、ママ会、さらにイベントやサークル活動などの、個人情報をあまり印刷しない匿名性の高い名刺です。誰もが必要になる場面はでてくるはず。ですから、仕事用とは別のデザインで名刺を用意しておきたいものです。この場合には、自分のアバターや自分で似ていると思っているキャラクターや動物などをあしらって、ユニークさたっぷりに名刺作成しましょう。

8. 名刺を一度に数枚渡して拡散を狙う

店舗などでは、お買い上げいただいた製品を袋に入れて手渡しする時、袋の中に名刺をショップカード代わりに複数枚入れておきましょう。名前が記載された名刺を入れておくことにより、責任を持って販売しているという表れにもなりますし、さらに「このお店よかったよ」という具合に名刺を家族や友人拡散していただけるチャンスにもなります。さらに、「この名刺をご持参の方には次回無料サービス」などと記載すると販促効果も抜群です。

9. 名刺を使って提携パートナーを宣伝する

中小規模のビジネスにとって、同規模の提携パートナーがいることは、顧客に信頼感を示せる重要なプラスアルファの一つです。例えば、民泊施設を経営していて、地元のレストランと提携しているならば、名刺の裏面でレストランの宣伝をしましょう。美容院ならば、近くに評判の良いネイルサロンを探して、そのオーナーと提携して、「この名刺をネイルサロンでご提示いただくと施術料金が20 OFF!」と宣伝するのも一つのアイディアです。こうすることによって、地域貢献などの信頼性の高いイメージを与え、結果としてご自分のビジネスの商売繁盛にもつながるわけです。

10. つねに名刺にはアップデートした 最新情報を印刷

名刺に記載された情報が古く、名刺自体にしみや汚れがあると、この印象はそのまま、あなたのビジネスが古く、しっかり整理されていない印象を与えます。もちろん、古い情報を二重線で消して、新しい情報を書き込むことは、絶対に避けるべきです。定期的に名刺を印刷しなおしましょう。記載情報が古ければ思いきって古いものは破棄して新規作成することをお薦めします。また、名刺のストックが切れて渡せないことがないよう、充分な枚数の名刺をいつでも手元に用意しておきましょう。

関連トピック

デザイナーと働くコツ5つ

デザイナーと一緒に作業すると、洗練されたウェブサイトを構築...
もっと読む

販促計画の作成方法

マーケティングプランとは、自社製品・サービスをどう買わせるかを計画化...
もっと読む